杵築の魅力

今年も販売開始です♪「蜜炊き 紅甘夏」

2020.5.23

義父の頃にはなかった商品。木付やに代わってから地元の材料を使ってお菓子が出来ないだろうか・・・そんな事を考えながら色んなイベントや催事に参加すると有難いことに人が人を繋げてくれます。この「蜜炊き 紅甘夏」もそう。しかし、製造方法は義父から譲り受けたまま。

ティータイムのお供に。

「蜜炊き 紅甘夏」は同じ「杵築市」で農園を営む今村さんの「今村農園」の紅甘夏「蔵姫」の皮を使用しています。今村さんとの出会いも人と人。ある催事の親睦会で出会い、「蔵姫」の皮で蜜炊きが出来るんじゃない?というアドバイスをもらって人見知りの私が勇気を振り絞って声を掛けたのが最初でした(笑)すると・・・なんと主人の高校時代の後輩。世の中って狭い(笑)
そして皮を使ってお菓子を作りたいとお願いしたら快く承諾してくれ昨年から製造を始めました。
「紅甘夏」を育てている農家さんは大分県でも珍しく、今村農園の「蔵姫」は12月に収穫してから約4か月間、専用の貯蔵庫で熟成させます。さわやかな酸味とほのかな苦みが特徴です。
これを蜜炊きにするのは先代から作ってきた「ざぼん漬」の製法とほぼ同じ。義父から伝わる秘伝の「蜜」でグツグツと炊いても この酸味とほろ苦さはしっかりと残ってくれます。昨年はどれくらいの販売が見込めるか分からなかったので頂く皮も遠慮がち・・「しまった。もっと貰えばよかった」と後悔しました。皮は年1回4月にしか無いので追加で貰う事が出来ないのです。食べて頂いた方からの評判は上々でした! 今年は1年間 販売できるくらい貰っておこう。と思い今年は昨年の4倍!!これなら来年の4月まで大丈夫?かな?

お酒にもよく合います。

グツグツと炊いても、その酸味とほろ苦さは残っているので個人的には紅茶がおすすめ♪
今はまだ「3密」はダメなのでママ友たちとティータイム☕というわけにはいきませんが、落ち着いたら是非♪ そして もう一つおススメが・・日本酒やウィスキーなどのお酒🍷 これがまた合うんです! ちょっと甘いものが苦手なパパさんも お酒と一緒なら「ん?イケるかも」と納得すること間違いなし。
お知らせが遅くなりましたが、「蜜炊き 紅甘夏」は今月の上旬から少しずつ店頭に並んでおります。コロナの影響でお店を閉めているところもありましたが、徐々に開店しはじめましたので販売店舗も増えてくると思います。実は、まだどこのお店にも置いていない時に、今村さん繋がりの方やFacebookを見たといって わざわざ買いに来て頂いた方もいて販売開始前から かなり売れるという状況でした。もし どこかで見かけたら・・是非! 宜しくお願いいたします♪